3月25日美作路に本格的な春到来を告げる「津山さくらまつり」開幕 / 岡山県津山市

美作路に本格的な春到来を告げる「津山さくらまつり」が25日、山下の津山城(鶴山公園)を主会場に開幕。4月9日までの期間中、各種団体による太鼓などのショー、「ホルモンうどん」をはじめとするご当地グルメと観光展といった多彩なイベントが催される。
表門入り口に市民や関係者ら約500人が集まり、午前10時15分からオープニングセレモニー。津山情緒保存会の踊り連60人が手踊りで花を添えた。
松岡裕司まつり実行委員長が「津山が一番輝く日。昨年大好評だった夜桜と花火の競演や、ウエストランドの凱旋ライブがある。昨年は10万7000人の来場があった。今年も多くの人に楽しんでいただきたい」とあいさつ。谷口圭三市長らの祝辞に続きテープカットを行い、開幕を祝った。
市観光協会によると、鶴山公園のソメイヨシノは現在5分咲き。満開は3月末から4月初めごろと予想している。
今回は宴会を解禁する。貸しテントや貸し七輪は中止、バーベキューなどでの火器使用も引き続き禁止する。衆楽園と城東、城西地区、商店街でもイベントが予定。1、8日には「津山城から見る夜桜と花火の競演」があり、それぞれ100発ずつ春の夜空を彩る。

© 津山朝日新聞社