文化庁、27日から京都業務開始 中央省庁で初の地方移転

旧京都府警本部本館を改装した文化庁の新庁舎=14日、京都市上京区

 文化庁は、東京・霞が関の本庁を京都市内に移し、27日から業務を開始する。中央省庁の地方移転は初で、伝統文化が根付く京都から、地域の視点を取り入れた政策立案や情報発信が期待されている。一方で東京に残る部署や他省庁との連携、国会対応に支障がないかといった課題への対処も求められる。

 27日は都倉長官ほか一部幹部らが着任する。先行して京都で働く約40人と新庁舎で合流し、約70人体制となる。本格稼働は5月15日で、同庁は最終的に非常勤を含む全職員の約66%に当たる約390人が京都を拠点にするとしている。

 世界平和統一家庭連合(旧統一教会)対応の宗務課員は問題収束まで東京で業務を続ける。

文化庁などが入る東京・霞が関の庁舎=20日

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