岡山の小中高生 ミュージカル熱演 豊かな自然、生きる喜び表現

子どもたちが躍動したミュージカル「ハロルド!」

 岡山県内の小中高校生による「第5回岡山子ども未来ミュージカル『ハロルド!』」の公演が25日、イオンモール岡山・おかやま未来ホール(岡山市北区下石井)で2日間の日程で始まった。初日は昼と夕の2公演あり、昼の部では家族連れら約400人が子どもたちの熱演を楽しんだ。

 日本カバヤ・オハヨーホールディングス(同駅元町)が主催する社会貢献事業として、2018年に初演。オーディションで選ばれた県内の子どもを中心に約70人が出演した。

 物語は現代の岡山が舞台。小学生のみのりが心を持った人間型ロボット・ハロルドとの旅を通して成長していく。道中にはジャージー牛やオオサンショウウオなど岡山ゆかりの生き物が登場。明るい歌声と軽快なダンスで、地域の豊かな自然と生きる喜びを表した。

 妹が出演した玉野市立宇野中の1年生(13)は「毎年見に来ていて、今年はタップダンスがかっこよかった。岡山の生き物がたくさん出るのも面白い」と話した。

 26日は午後1時開演。オンライン配信し、イオンモール岡山内のデジタルサイネージ(電子看板)でも生中継される。

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