シーガルズ痛恨 入れ替え戦が確定 日立にフルセット負けで11位

日立にフルセット負けし、肩を落とす岡山シーガルズの佐伯亜魅加(2)ら=ヴィクトリーナ・ウインク体育館

 バレーボールのV1は25日、姫路市のヴィクトリーナ・ウインク体育館などで行われ、女子で11位の岡山シーガルズはレギュラーラウンド最終戦で8位日立に2―3で敗れ、11位で入れ替え戦に回ることが確定した。通算成績は9勝24敗(勝ち点33)。

 シーガルズはV1残留を懸け、4月8、9日、新潟県でV2の2位と対戦する。シーガルズが入れ替え戦に回るのは2016―17年シーズン以来。

 V1女子は26日がレギュラーラウンド最終日。首位東レと2位埼玉上尾は既にプレーオフ進出を決めており、残る2枠を久光、NEC、JTの3チームが争う。

日立3―2岡山シーガルズ

18―25

25―23

23―25

25―23

17―15

 【評】岡山シーガルズはフルセットの接戦をものにできず、痛恨の敗戦。セットカウント2―1の第4セットは終盤に逆転を許し、第5セットも中盤までのリードを守り切れなかった。サーブで主導権を握り、高柳、佐伯、中本らの強打で加点したが、勝負どころでアタックの精度を欠いた。

 第1セットを大差で失った日立は、両チーム最多25得点の長内を軸に尻上がりに調子を上げた。

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