長距離トラック、怪しい宗教、性ビジネスに焦点を当てた“90年代カルト映画” インスパイアなスラッシャーホラー『Candy Land』

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「Quiver Distribution」が配給するスラッシャー映画『Candy Land(原題)』が北米でデジタル配信中だ。

長距離トラック、セックスワーカー、カルト教団

本作の舞台は、アメリカの長距離トラック運転手が利用する施設であるトラック・ストップ。カルト宗教、セックスビジネスという過激なテーマを取り入れながら、殺人鬼が刃物で襲いかかる猟奇的な事件を描く。

純朴そうで信心深い若い女性のレミーは、カルト教団から追放されて頼る場所をなくしたところを同年代の女性たちに助けられ、トラック・ストップで働くセックスワーカーというアンダーグラウンドな世界に足を踏み入れる。女性リーダーのノラと謎めいた地元の法執行者であるレックス保安官に監視される生活を送りながら、レミーは宗教信仰とビジネスにおけるルールのバランスを取ろうとするが……。

監督・脚本は、サスペンスアクション映画『デンジャラス・ガイズ』(2021年)で監督・脚本を務めたジョン・スワブ。本作について「自分にとってはホラージャンルに初挑戦した作品。昔ながらのスラッシャー映画を発展させつつ、その限界の壁を超えたかった。この作品をとても気に入っている。『BULLY ブリー』(2003年)や『スクリーム』(1997年)、『ウェルカム・ドールハウス』(1997年)など、自分にインスピレーションを与えた90年代カルト映画の名作のノスタルジーにあふれる作品になった」とコメントしている。

主演は映画『イット・フォローズ』(2016年)のオリヴィア・ルッカルディ。ほかに、ロックバンド<The Bobby Lees>のメンバーでもあるサム・クォーティン、ジョシュ・ブローリンの娘エデン・ブローリン、『X エックス』(2022年)のオーウェン・キャンベル、『アメリカン・サイコ』(2000年)の脚本家としても知られるグィネヴィア・ターナー、ウィリアム・ボールドウィンらが出演している。

『Candy Land(原題)』の日本公開/配信は未定

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