選挙の意義、投票の大切さ知って 県立図書館と県選管 初の連携展示

選挙の意義や投票の大切さを伝えるパネル展示

 31日告示の岡山県議選を前に、選挙の意義や投票の大切さを訴えるパネル展示が県立図書館(岡山市北区丸の内)で行われている。県選管との初の連携展示。投票日の4月9日まで。

 2階エレベーター前にコーナーを設置。パネルでは若い世代の投票率が低いことを踏まえ「投票に行かないと悩みや思いを政治に届ける手段の一つを手放してしまう」と指摘している。投票用紙に施された特殊加工などについて尋ねる子ども向けクイズも用意し、投票箱の実物を置いた。

 地方議会や18歳選挙権をテーマにした関連書籍約60冊を並べ、一部を除いて貸し出しも行っている。同館は「一人一人の票がどう生かされているかを考える機会になれば」としている。

 館内では世界自閉症啓発デー(4月2日)と発達障害啓発週間(同2~8日)にちなんだ展示も同16日まで行っている。

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