着工17年、住民ら感慨 東九州道清武南―日南北郷開通

東九州自動車道清武南―日南北郷ICの開通を祝い、通り初めをする関係車両=25日午後、日南市北郷町(画像の一部を加工しています)

 宮崎市と日南市を結ぶ初の高速道として、25日に開通した東九州自動車道清武南―日南北郷インターチェンジ(IC、17.8キロ)。同市で開かれた式典では、市民や関係者らが2006年の着工から17年経ての悲願達成を喜ぶとともに、県内路線の全線開通へ思いを新たにした。
 あいにくの雨となった同日、会場の同市北郷町・さくらアリーナではテープカットやくす玉割りがあり、参加者が盛大に祝福。同市の高橋透市長は「開通を発展の好機と捉え、道の駅や住宅地整備に取り組んでいる。今後も協力を願いたい」、宮崎市の清山知憲市長は「両市が互いに支え合い、防災や医療などへの効果が市民に及んでいけば」などとあいさつした。

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