ソフトバンク栗原陵矢、開幕戦へ高まる4番打者の可能性 オープン戦打率4割、監督「もう定着」

1回、ソフトバンク・栗原陵矢が右中間に先制二塁打を放つ=3月25日、ペイペイドーム

 プロ野球・ソフトバンクの栗原陵矢(福井県福井市出身)が開幕戦で4番打者を務める可能性が高まった。3月25日の広島戦で2本の二塁打を放ち、オープン戦の打率は4割超え。藤本博史監督は「4番にはまるのが一番いい。もう定着してきている」と評価した。

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 一回2死一塁で床田寛樹の速球を右中間へ適時二塁打。三回は右翼線へ引っ張って悠々と二塁に到達した。4番に座るのは7試合連続となった左打者は「開幕にいい状態で臨めるように気を引き締めていきたい」と慢心なく言った。

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