ヤマハ:クアルタラロ「少しでも早く挽回したかったが、簡単なことではなかった」/第1戦ポルトガルGPスプリント

 3月25日、2023年MotoGP第1戦ポルトガルGP MotoGPクラス2日目に予選がポルトガルのアルガルベ・インターナショナル・サーキットで行われ、モンスターエナジー・ヤマハMotoGPのファビオ・クアルタラロは11番手、フランコ・モルビデリは17番手を獲得した。また、午後に行われたスプリントレースでは、クアルタラロは10位、モルビデリは14位で終えている。

 クアルタラロは、土曜フリー走行では一時トップに立つ場面も見せたが、予選Q2では11番手とやや後方に沈んでしまった。スプリントレースでは1周目でインに入ってきたジョアン・ミル(レプソル・ホンダ・チーム)と接触してポジションを19番手まで落とし、10番手までポジションを回復したがポイント獲得とはならなかった。

 チームメイトのモルビデリは予選Q1からのアタックでQ2進出とはならず、17番手からのスタートとなった。スプリントレースでは少しずつ順位を上げていき、最後は14位でチェッカーを受けた。

■ファビオ・クアルタラロ(予選:11番手、スプリントレース:10位)
「スタートではローンチコントロールに不具合があり、そのあとジョアン・ミルと接触してしまった。少しでも早く挽回したかったが、簡単なことではなく、とにかくできるだけ上のポジションを目指そうと考えていた。今日のスプリントのなかで、ペース自体はとても良いということがわかったんだ。明日はローンチコントロールを修正して臨み、25ラップを超えて速さを維持したいと思っている」

■フランコ・モルビデリ(予選:17番手、スプリントレース:14位)
「午後からのスプリントは非常に厳しい展開になってしまった。午前中のフリープラクティスはフィーリングが良くとても好調だった。午後も前進し続けるつもりでいたが、逆に後退してしまったので、原因を調査しているよ」

ファビオ・クアルタラロ(モンスターエナジー・ヤマハMotoGP)/2023MotoGP第1戦ポルトガルGP
ファビオ・クアルタラロ(モンスターエナジー・ヤマハMotoGP)/2023MotoGP第1戦ポルトガルGP
フランコ・モルビデリ(モンスターエナジー・ヤマハMotoGP)/2023MotoGP第1戦ポルトガルGP
フランコ・モルビデリ(モンスターエナジー・ヤマハMotoGP)/2023MotoGP第1戦ポルトガルGP

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