弁護士としての経験、バランス感覚を政務に活かして 大阪市会議員・くらもと隆之氏インタビュー(PR)

大阪市の中心部「北区」で市会議員を務めている大阪維新の会所属のくらもと隆之(くらもと・たかゆき)氏。2019年の統一地方選で初当選して以後、「弁護士が大阪を前へ」をキャッチフレーズに、弁護士としての経験やバランス感覚を活かして日々、政務に取り組んでおられます。

大阪市議会でただひとり弁護士資格を持つ議員として、取り組まれている政策、今後、やっていきたいことなどを伺いました。

弁護士が大阪の改革を進めたことに刺激を受けた

選挙ドットコム編集部(以下、編集部):

政治家を志されたきっかけを具体的にお教えください。

くらもと隆之氏(以下、くらもと氏):

私と同じ大阪弁護士会の橋下徹弁護士が、政治家に転身して身を切る改革を見事に実現し、大阪がみるみるうちに変貌していったことが政治家を目指すきっかけとなりました。

2011年の統一地方選挙で維新が大阪府議会で過半数をとるやいなや、自らの首を絞めることになりかねない議員定数と議員報酬を大きく削減したことは、私にとって非常に衝撃的な出来事でした。

編集部:

なぜ、そのことから政治の道を選んだのか、具体的に教えてください。

くらもと氏:

私は元々、政治家に対しての不信感が強く、どちらかというと無党派に近かったと思います。政治家は増税などの住民にとって厳しいことをするけど、自分たちの議員定数や議員報酬を削減するようなことはしない、という印象がありました。

また、選挙前だけ聞こえの良い公約を掲げて、選挙後は公約がほとんど実現されない、という印象もありました。

このため、政治家に対する不信感が強く、私自身が政治家をする方がいいのではないか、と思うことがありました。

編集部:

政治家に対する不信感ですね。そこから政治の方へ進まれるのですが。

くらもと氏:

橋下徹弁護士が政治家に転身し、地域政党を結成して身を切る改革などの公約をきちんと実現させていくところを目の当たりにして、維新に対して非常に強い関心を持ちました。

そして、5年前、維新の元大阪市会議員であられる坂井良和弁護士が大阪弁護士会で候補者を募集していて、いろいろ話をお伺いするうちに、私自身もともに活動してみたい、と考えるに至ったわけです。

編集部:

ご自身のキャッチコピー、そのフレーズに込めた想いを教えてください。

くらもと氏:

私が掲げるキャッチコピーは「弁護士が大阪を前へ」です。

弁護士として、様々な事件にかかわっていることにより得られる知識・経験や弁護士独特のバランス感覚は政治に役立つものだと思っています。

政治家として、単に市民感覚で判断するだけでなく、弁護士としての経験やバランス感覚を活かして政治にかかわることにより、大阪をより魅力的な都市にしていきたいと考えています。

子を持つ親として、当事者の思いを政治へ届けたい

編集部:

実現したい政策をお教えください。

くらもと氏:

福祉政策の充実、安心安全な街づくり、防災・減災など、どれもしっかり取り組んでいきたいのですが、特に力を入れたいのは子育て・教育に関する分野です。誰もが子育てを安心して行えるように、教育の無償化に力を入れていきたいです。

私が所属する大阪維新の会は教育無償化の実現に力を入れており、私もその方針におおいに賛同しています。

すべての育児世帯がきちんと行政サービスを受けて、安心して子育てができる日本一の都市にしていきたいです。日本一の子育て・教育サービスを実現したいです。

編集部:

その政策の背景やエピソードがあればお伝えください。

くらもと氏:

私自身が育児をしていて、実体験からも、とても大変だ、と思うことが多々あるからです。

もちろん、育児をしているといっても妻からすれば、育児をしているうちに入らないレベルなのですが、妻から日々、いろいろと聞く話も含めて思うことが多々あります。

編集部:

子育ての大変さを実感されているのですね。

くらもと氏:

子育てをしていると本当にお金がかかります。また、不安やストレスもかなりのものがあります。そういったことを解消していくことが必要だと思っています。

分かりやすい例をあげますと、3~5歳の幼児教育や保育の無償化は実現しましたが、それ以前は高額な費用を負担する必要がありました。

このため、無償化以前は、保育料が高すぎて共働きができない、などの市民の声がありましたが、実現後は安心して共働きすることができるようになったと思います。

こういったことを政治の力で改善していく必要があります。そして、国がやらないことは、地方から実現して、国を動かしていくことが重要です。

法律の専門家であり、家族を守る父でもある

編集部:

これまでの政治家としての実績を教えてください。

くらもと氏:

現在、大阪市会内で弁護士資格を持つ議員は私ひとりで、弁護士が追及するのがいいのではないか、と思われるような場面では、先輩議員たちから仕事を任せていただきました。

たとえば、特別区設置住民投票の際、大阪市の幹部職員の行動が問題になりましたが、その時の真相究明を任せていただき、私なりに精いっぱい対応させていただきました。

また、いわゆる府市一体化条例制定時には、当該条例について詳細なチェックをするなど、弁護士としての経験を活かした議員活動を致しました。

大阪市消費者センターに持ち込まれた相談内容について、市民の方が通信販売や訪問販売の被害に合わないよう周知する活動も私の市政報告チラシで行ったりしています。

編集部:

趣味や休日のリフレッシュ方法をお伝えください。

くらもと氏:

休日は家族との時間を楽しんでいます。

長期休暇は家族と旅行に行くこともあります。沖縄などの自然が多いところが好きです。普段の休日は、家族で買い物に行ったり、食事に出かけたりするなどしています。

旅行は仕事が忙しいこともあって頻繁に行けることはありませんが、食事は日常的にできることなので、おいしそうなお店や初めていくお店を開拓していくことを楽しみにしています。

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