大型施設整備の方向性や災害時の危機管理対策など争点 静岡市長選告示 新人3氏が立候補

統一地方選の前半戦となる静岡市長選が3月26日、告示されました。三つ巴の戦いの選挙戦に突入しました。

静岡市長選に立候補したのは届け出順に、いずれも新人の3人です。

◇元静岡県議 山田誠氏(61)

◇共産党公認 鈴木千佳氏(52)

◇元静岡県副知事 難波喬司氏(66)

<無所属・新人 山田誠候補>

「政令市は全国で20あります。20ある政令市の中で60万人台になっているのは静岡市だけです。だからこそ、危機感をもっともっと感じて」

<共産・新人 鈴木千佳候補>

「今度の市長選の争点ははっきりしているんじゃないないでしょうか。3期12年続いた田辺市政の転換か、継続か」

<無所属・新人 難波喬司候補>

「現場主義です。現場に行って現物を見て、現実をしっかり根底からみて、そして丁寧に解決策を考える。これが大事です」

現市政が残した大型施設整備の方向性や台風15号で課題となった危機管理対策などが争点として注目されそうです。静岡市長選は4月9日に投開票されます。

なお、静岡市長選でこれまで立候補の意思を示していた男性(75)の届け出は不適法だったとして受理されなかったということです。

© 静岡放送株式会社