
長時間労働や人員不足が課題となっている教員の働き方改革を訴えようと、全国各地の教員らが26日、福岡市の中心部約3.5キロを行進し「多くの人に、先生の働き方に関心を持ってほしい」「休日を犠牲にし、疲弊している」などと声を上げた。
長野、愛知両県などから教員志望の大学生を含む14人が集まった。「教師を憧れの職業に」と記した紙を手に歩いた東京都の区立中教諭尾野龍介さん(40)は取材に「部活動などへの対応で仕事量は増えている」と指摘。「働き方の問題はまだ認知されていないと感じるので、知ってもらいたい」と話した。