「現場に行って見て丁寧に解決策を考えることが大事」難波喬司氏 3分でわかる静岡市長選候補者第一声

統一地方選の前半戦となる静岡市長選が3月26日、告示され、新人3人による三つ巴の戦いの選挙戦に突入しました。自民、公明、立民、国民の各党からの推薦を受ける無所属新人の難波喬司氏(66)の第一声を3分にまとめました。

<難波氏第一声>

去年11月11日に市長選への立候補の決意表明をした。その間、その後、多くの方から支えていただき、苦労を掛けた。やっとここに立つことができた。ここがゴールではない。結果を必ず出すことが必要。一生懸命走って参る。

11月11日以降、いろんなところに行った。医療、介護の現場、自治会活動の集会、あるいは工場、会社訪問を繰り返し、一番実感したことはそこに社会の大きな力があるということ。地域社会というのは市役所が作るわけではない、行政が作るわけでもない、地域の方々が思いをもって活動するから明るい地域ができる。

では、市役所とはなにをするのか、そういった地域の方々の思い、行動をしっかり下支えし、そして一緒に走ることが大事。共創が大変大事。

そのためには何をしたらいいか、共に創るためには何をしたらいいか、それは信頼を得る市政であることが大事。この市役所、この市政とは、あるいはこの市長となら、一緒に仕事をしてもいい、というふうに思っていただけることが大事。

そのためには何が大事か、これはやはり現場主義。現場に行って、現物を見て、現実をしっかり根底から見て、そして、丁寧に解決策を考えることが大事。そのために何が必要か、市政は政策が需要だといわれることがあるが、例えば、災害対策については、政策は危機管理能力を強化する、これ一本。これはどの市、どの町でも大変大事なことだが、問題はその政策ではない、それを危機管理体制をしっかり作れるかどうか。

みなさん、台風15号の時大変ご苦労されたと思う。被害を受けられ、そして、断水で大変な思いをされたと思う。やはり、あそこでの市の対応は失敗だったとわたしは思っている。したがって、政策ではなく、政策はもちろん大事だが、政策とともにそれを実行し、結果を出すことが大事。わたしは考え抜いて、結果を出すことにこだわって、仕事をしてきた。これから、ぜひ市長となって、実務をしっかり回して結果を出す、そして、みなさんの困りごと、あるいはこうなったらいいなという所に応える、それを実現できるように仕事をしてまいりたい。

【静岡市長選 立候補者(届け出順)】

◇元静岡県議 山田誠氏(61)

◇共産党公認 鈴木千佳氏(52)

◇元静岡県副知事 難波喬司氏(66)

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