ヤングがマキロイ破って決勝へ シェフラーは死闘の末に連覇ならず

キャメロン・ヤングが初優勝へ決勝進出※写真は2022年「全英オープン」(撮影/村上航)

◇世界選手権シリーズ◇WGCデルテクノロジーズ・マッチプレー 最終日(26日)◇オースティンCC(テキサス州)◇7108yd(パー71)

4人1組のグループステージ、決勝トーナメント1回戦と準々決勝を勝ち抜いてきた4人による準決勝が行われ、キャメロン・ヤングがロリー・マキロイ(北アイルランド)を破って初の決勝進出を決めた。

正規18番でバーディを奪って持ち込んだエキストラ1ホール目、12番(パー5)で先に3mを沈めるバーディ。マキロイが2.7mを外して勝敗が決した。昨季は7月のメジャー「全英オープン」で単独2位に入るなど新人王に輝いた25歳が初優勝を目指す。

大会連覇を狙った世界ランキング1位のスコッティ・シェフラーは同学年の親友であるサム・バーンズに21ホール目で敗れた。出だし3ホール連続で奪われるスタートから一時逆転。17番(パー3)でベタピンのスーパーショットを見せたバーンズに再びリードされた後、18番でバーディを決めて追いついたが、エキストラ3ホール目で力尽きた。

引き続き決勝戦と3位決定戦が行われる。

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