<新型コロナ>クラスター2件が拡大、埼玉250人感染 無料ワクチン接種、来年度どうなる「早めの検討を」

無料ワクチン接種、来年度どうなる「早めの検討を」

 埼玉県は26日、新たに0~90歳以上の250人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。前週日曜日より10人減少した。前の週の同じ曜日を下回るのは4日ぶり。死亡の報告はなかった。感染者の内訳は県管轄が179人、さいたま市38人、川口市16人、川越市9人、越谷市8人。

 これまでに感染された感染者は179万6284人。死者は3951人。25日夜時点の重症者は2人、入院は165人、宿泊療養は47人。

 クラスター(感染者集団)関連は2件。医療機関で1人、高齢者施設で2人が新たに感染した。

■来年度のコロナワクチン接種は 3月23日さいたま市長会見の一幕

 市長 新型コロナワクチンの接種を無料で受けられる特例臨時接種の実施期間が1年延長されたことにより、来年度もこれまで同様、自己負担なしで接種を受けることができるようになります。新型コロナの感染による重症者を減らすことを目的に、来年度は対象者によって接種時期を区切り、年1~2回の追加接種を実施します。重症化リスクの高い65歳以上の高齢者や基礎疾患を有する方、また医療従事者や高齢者施設等従事者は春と秋にそれぞれ1回ずつ、年2回の追加接種が受けられます。それ以外の方は、秋に1回追加接種を受けられる期間を設けます。なお、オミクロン株対応ワクチンでの接種が始まって間もない5~11歳の小児への追加接種や、未接種者への接種については継続して実施する予定です。オミクロン株対応ワクチン接種は、開始時期が遅かった5~11歳を除き5月7日で終了となります。その後の春開始接種の期間中は、12~64歳のうち基礎疾患を有する方など以外の方は、ワクチン接種が受けられない状況になります。3月30日までは集団接種会場も開設していますが、4月は集団接種会場の開設はありませんので、12歳以上でオミクロン株対応ワクチンの接種がまだお済みでない方は一日も早い接種をご検討いただきたいと思います。

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