開幕1軍で行くぞ!防御率0.96の安定感に岡田監督絶賛の湯浅京己に繋ぐ阪神勝利の方程式入り期待の新人左腕とは!?

富田蓮が1回完全投球で開幕1軍へ前進

3月26日、京セラドーム大阪で行われたオリックス・バファローズとのオープン戦に、阪神タイガース先発の才木浩人に代わり、2番手でマウンドに上がった富田蓮は、1回を17球で無安打無失点1奪三振。1回パーフェクトピッチングで3試合連続無失点を記録し、開幕1軍へ大きく前進した。

6回、阪神タイガース先発の才木浩人に代わり、2番手でマウンドに上がった富田蓮は、先頭打者の森友哉を5球目138kmストレートでライトフライ、続く中川圭太を6球目120kmナックルカーブでサードゴロ。最後は宗佑磨を6球目128kmスライダーで空振り三振に切って取り、1回をパーフェクトピッチングで締めた。

富田蓮は、三菱自動車岡崎から2022年ドラフト6位で阪神タイガースに入団したルーキーだ。オープン戦は7試合で9回1/3を投げ、自責点1で防御率0.96と安定感抜群の投球を披露し、開幕1軍をほぼ手中に収めた。

岡田監督は富田蓮のひょうひょうと投げるその強心臓ぶりと捉えづらい変化球を絶賛しており、岩崎優に続く中継ぎ左腕として大きな期待を寄せている。

富田蓮には貴重な中継ぎ左腕として、開幕1軍で結果を残し、湯浅京己に繋ぐ勝利の方程式入りをも果たす好投を期待したい。

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