東京都、過去最大の新年度予算が成立 知事は「迅速な執行を徹底する」

東京都の2023年度予算を審議する都議会定例会は2月24日、閉会日を迎えました。8兆円を超える過去最大の新年度予算が成立し、小池知事は「迅速な執行を徹底する」と意気込みを示しました。

今回の都議会本会議に提出された2023年度の一般会計予算案は8兆410億円で、過去最大となりました。中でも小池知事肝いりの少子化対策には1兆6488億円を計上し、18歳までの子どもへの月額5000円の給付や、第2子の保育料の無償化などを盛り込みました。

24日午後2時過ぎに都議会本会議で一般会計予算案の採決が行われ、自民党・都民ファーストの会・公明党・立憲民主党などが賛成、共産党・ミライ会議などが反対し、賛成多数で可決成立しました。過去最大となった新年度予算の成立に、小池知事は「予算が成立してまさにここからがスタート。各事業の効果をできるだけ早く都民に還元していく。そのためにも、従来にも増して迅速な執行を徹底していきたい」としています。

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