道幅がせまく、交通の難所となっていた広島・三次市の国道375号に新たなトンネルが開通しました。
新たに開通したのは、国道375号「鳴瀬清流トンネル」です。全長は829メートルで、県がおよそ27億円をかけて整備しました。
江の川沿いを走る元の国道は、道幅が3メートル程度しかなかったため、離合も困難で、大雨のときには冠水して通行止めになっていました。
26日の開通式典には、沿線の関係者50人が出席しました。
三次市 福岡誠志 市長
「沿線の産業振興・教育・医療・福祉などの充実を図るうえで必要な不可欠な道路です」
沿線では、JR三江線が2018年に廃止されていて、地元からも早急なトンネル整備が求められていました。