映画メシ #002『ハリー・ポッターと賢者の石』ハリーとロンの“はじめまして”を盛り上げた「蛙チョコレート」

J・K・ローリングのベストセラー小説を映画化。幼い頃に両親を亡くし孤独で誰からも愛されない日々を送っていたハリーは、ホグワーツ魔法魔術学校への入学を許可されたことで人生が一変し、額の傷に導かれるようにして運命の輪が廻り始めますが……。

新入生たちがホグワーツへ向かう電車のなかでハリーが買ってみたお菓子は、魔法使いの子どもたちには当たり前のようですが、なんだかへんてこなものばかり。不思議な味の百味ビーンズや、“飛び跳ねる”蛙チョコレートなんてものまで!?

「蛙チョコレート」ピンクペッパー&シナモン&ローズマリー

今回のレシピは、ズバリ「蛙チョコレート」です。 少し変わったオトナの味に、乾燥ハーブなどを入れても美味しくなりますよ。この春、出会いの季節に、プレゼントで作ってみてはいかが?

▼材料(3~4人分)

  • ミルクチョコレート…200g
  • ローズペッパー…約小さじ1
  • シナモン…約小さじ1
  • 乾燥ローズマリー…約小さじ1

▼作り方

  • チョコレートを細かく刻んでボウルに入れます。
  • 別のボウルに50~55度のお湯をはり、①のボウルを重ね、ゴムベラで全体を均一に溶かして、チョコレート自体にツヤが出るまで混ぜ合わせます。
  • 溶けたチョコレートを3等分し、それぞれに、ローズペッパー、シナモン、乾燥ローズマリーを混ぜます。
  • チョコレートの温度は30度位の状態に保ったまま型に移して、冷蔵庫で1時間冷やし固めます。
  • しっかりと固まったら型を逆さにして、テーブルなどの上で軽くトンと叩きつけ、チョコレートを外し完成です。

▼ポイント

チョコレートの温度調節(テンパリング)が大事です!
ただチョコレートを溶かすのではなく、温度調節をしながら丁寧に溶かせば、ツヤも舌触りもいい美味しいチョコレートになります。

レシピ監修・撮影:渡辺ひと美
酒料理研究家、唎酒師(SSI顧問)、商品開発/割烹料理店「霞町 三〇一ノ一」オーナー

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