MLB公式サイトが今季のタイトルホルダーを予想 大谷が最優秀防御率の本命に!

今季も投打での活躍が期待されるエンゼルス・大谷翔平 @Getty Images

日本時間3月27日、MLB公式サイトでは記者87人の投票による今季のタイトルホルダーの予想結果を発表した。タイトルホルダー予想が行われたのは、打率・本塁打・盗塁・防御率・奪三振・セーブの合計6部門で、日本人選手では大谷翔平(エンゼルス)がアメリカン・リーグの最優秀防御率で最多得票を獲得。このほか、吉田正尚(レッドソックス)がア・リーグの首位打者、大谷がア・リーグの本塁打王と奪三振王で票を得た。

大谷は昨季初めて規定投球回に到達し、リーグ4位の防御率2.33を記録。しかし、サイ・ヤング賞を受賞したジャスティン・バーランダー(昨季アストロズ・今季メッツ)が防御率1.75という驚異的な数字をマークしたため、最優秀防御率のタイトル争いに加わることはなかった。今季はバーランダーがナショナル・リーグへ移籍したものの、逆にナ・リーグからジェイコブ・デグロム(レンジャーズ)が加入。昨季2位のディラン・シース(ホワイトソックス)、3位のアレック・マノア(ブルージェイズ)、5位のシェーン・マクラナハン(レイズ)も含め、熾烈な争いが予想されるが、少なくとも現時点では大谷がリーグトップの支持を得ている。

部門別に見ていくと、首位打者はア・リーグがヨーダン・アルバレス(アストロズ)、ナ・リーグがフレディ・フリーマン(ドジャース)、本塁打王はア・リーグがアーロン・ジャッジ(ヤンキース)、ナ・リーグがピート・アロンソ(メッツ)、盗塁王はア・リーグがボビー・ウィットJr.(ロイヤルズ)、ナ・リーグがトレイ・ターナー(フィリーズ)とロナルド・アクーニャJr.(ブレーブス)、最優秀防御率は大谷とサンディ・アルカンタラ(マーリンズ)、奪三振王はア・リーグがゲリット・コール(ヤンキース)、ナ・リーグがコービン・バーンズ(ブリュワーズ)、セーブ王はア・リーグがエマニュエル・クラセ(ガーディアンズ)、ナ・リーグがジョシュ・ヘイダー(パドレス)が最多得票。この予想通りの結果となるのか、それとも予想外のタイトルホルダーが誕生するのか。2023年シーズンの開幕は4日後に迫っている。

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