KTMは6、7位:ビンダー「最終的には自信を持てた」ミラー「現状には満足している」/第1戦ポルトガルGP決勝

 3月26日、2023年MotoGP第1戦ポルトガルGP MotoGPクラスの決勝がポルトガルのアルガルベ・インターナショナル・サーキットで行われ、レッドブルKTMファクトリー・レーシングのブラッド・ビンダーは6位、ジャック・ミラーは7位で終えている。

 初日総合トップで終えたミラーは、決勝レースでは5番手からスタートし、自分より前を走る3台に転倒があったこともあり、一時3番手に浮上するが、2台にパスされ順位を戻してしまう。一方のビンダーも15番手スタートとなったが、オープニングラップで一気に11番手に浮上すると、さらに翌周には8番手まで一気にポジションを上げる。

 その後、序盤から終盤にかけてふたりは激しい4番手争いを繰り広げる集団のなかでバトルを展開。終盤にはビンダーが前を走るミラーをパスして6位、そしてミラーが7位でチェッカーを受けた。

ブラッド・ビンダーとジャック・ミラー(レッドブルKTMファクトリー・レーシング)/2023MotoGP第1戦ポルトガルGP

■ブラッド・ビンダー(決勝:6位)
「今日はとても良かった。バイクに慣れるまでがとても大変だったから、ハードな週末だったよ。僕はとても苦しんでいましたけど、今日はチームがRC16を大きく進化させてくれたので、最終的には自信を持つことができたんだ」

「最後の5周は体力的にとてもきつかったが、一歩前進できたことはとても満足のいくものだった。アルゼンチンではさらに上を目指したい。そこに100%フィットする方法を見つけなければならないだけだ」

■ジャック・ミラー(決勝:7位)
「終盤はかなりプッシュしたし、タイヤについても未知の領域だった。バイクはとても安定していたけど、ギヤをミスをしてしまい、そこからは慌ただしくなってしまった。パスするために全力を尽くしたけど、不可能だった」

「今日は自分たちの長所と短所について多くを学ぶことができた。タイヤの保存状態はとても良く、週末を通してバイクから得られるフィードバックも良かった。現状には満足しているし、もっと強くなるために努力できることもわかっている。このプロジェクトを進めるのは楽しいよ」

ブラッド・ビンダー(レッドブルKTMファクトリー・レーシング)/2023MotoGP第1戦ポルトガルGP
ジャック・ミラー(レッドブルKTMファクトリー・レーシング)/2023MotoGP第1戦ポルトガルGP
ジャック・ミラー(レッドブルKTMファクトリー・レーシング)/2023MotoGP第1戦ポルトガルGP

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