
連合がフリーランスとして働く人を対象に実施したアンケートによると、46.1%が「仕事上でトラブルを経験したことがある」と答えた。組織に属さず自由な働き方を選ぶ人は増えているが、発注側に比べ立場が弱く、契約内容が明確でない場合も多い。政府は今国会に提出した新法案により取引の適正化に乗り出す。
2022年12月、本業がフリーランスの全国の成人千人から、インターネットのモニター調査で回答を得た。トラブルの内訳(複数回答)は「不当に低い報酬額の決定」(31.0%)、「一方的な仕事の取り消し」(28.4%)、「報酬の支払いの遅延」(25.8%)などだった。