高止まり続く飼料価格へ支援継続を/岡山県内の畜産関係6団体の代表らが県に要望【岡山】

ロシアによるウクライナ侵攻の影響で飼料価格が依然高騰している現状を受け、岡山県内の畜産関係者が3月27日、県庁を訪れ、支援の継続を要望しました。
県庁を訪れたのは、岡山県養鶏協会の安原健二会長ら県内の畜産関係6団体の関係者です。
高止まりが続く飼料価格に対する支援継続などを求める要望書を岡山県の万代洋士農林水産部長に手渡しました。
トウモロコシや麦などを原料とする配合飼料の工場引き渡し価格はここ10年ほど1トンあたり6万円ほどを推移していましたが、現在は10万円まで上昇。牧草などを原料とする粗飼料も2020年度と比べて1・7倍の価格になっています。
これを受けて、県は国の支援と合わせて今年度およそ23億円を支援金などに充てていましたが、先行きが不透明として、新年度は予算を計上していません。
要望では引き続き支援するよう求めています。
県は今後も支援を検討したいと答えました。

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