日本原子力発電(原電)は27日、東海第2原発(茨城県東海村)で火災が相次いだことを受け、火災発生防止に向けた今後の対応をまとめた報告書を県と同村に提出した。
東海第2原発では昨年12月に屋外照明コンセントで煙、今年2月に電気ストーブ電源コードに焦げ跡を確認する火災があった。昨年9月にも変圧器の火災があったことも含め、県と同村から厳重注意を受けていた。
報告書では、火災の原因分析の評価や改善策をまとめ、今後の対応として、改善策を防火計画に追加して定め運用することや、発電所内の防火管理委員会で半期ごとに実績を確認・評価することなど示した。