大手SNS会社社員と女子中高生が交流 デジタル分野で女性活躍へ

東京都はデジタル分野での女性活躍を進めようと、大手SNS会社で社員と女子中高生が交流するイベントを開きました。

港区のフェイスブックジャパンのオフィスで行われたのは社内を案内するツアーなど、生徒たちと社員を交流させる取り組みです。まだ進路選択をしていない生徒に参加してもらうことで、デジタル分野での女性活躍につなげる狙いです。イベントには定員をはるかに超える600人以上から応募があり、選ばれたおよそ80人が参加しました。憧れの企業の社員から話を聞けるまたとない機会に、参加者からは続々と質問が上がりました。「海外の人とうまく関わっていく上で、こつとか大切なことはありますか」という質問に対し、フェイスブックジャパンの社員は「お互い"当たり前”が全然違ったりするので、"違う当たり前”だと忘れないようにすること。そうするだけでイラっとすることが減ります」などとアドバイスを送っていました。

東京都はデジタル人材の育成に向け、こうした取り組みを拡大していく方針です。

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