武蔵村山市のマンション工事足場が倒壊 青梅街道で通行止めも

武蔵村山市で工事中のマンションの足場が崩れました。付近の道路が通行止めとなり、バスの運行ルートを変える事態となりました。

警視庁によりますと3月27日午前3時前、武蔵村山市中央で「足場が倒れている。電信柱にかかっている」と目撃者の男性から110番通報がありました。倒れた足場は工事中のマンションに設けられたもので、何らかの原因で倒れ、電線などに引っかかったということです。現場は武蔵村山市役所から程近いマンションの工事現場で、青梅街道に面しています。

警視庁は現場周辺の道路およそ500メートルを通行止めにしました。ここには市内を回るバスの停留所が複数設けられていて、この事故に伴い、一部のルートを変更しました。近隣の住民は「朝行く時も通行止めで遠回りして行かなければいけなかったので、時間を気にして出かけた。バスに乗る人だと、市役所に行く人などはかなり予定が狂ったのではないか」と話していました。

今のところ、けが人は確認されていないということですが、警視庁はクレーン車で足場の撤去作業を進めるとともに事故の原因を調べています。

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