J1川崎フロンターレにラッピングカー ウエインズトヨタ神奈川が提供

ウエインズトヨタ神奈川が提供したラッピングカー。今後支援者からのメッセージなど載せる予定(同社提供)

 ウエインズトヨタ神奈川(横浜市中区)はこのほど、サッカーJ1の川崎フロンターレにラッピングカーを提供した。クラブが川崎市多摩区にスポーツ拠点施設「Ankerフロンタウン生田」を新設したことに合わせた同社の応援プロジェクト。クラウドファンディングで寄付金を募り、トヨタ自動車の車両計3台を2年契約で貸与した。

 プロジェクトは3月1日に開始。車両の装飾や管理・維持費用などを支援者から調達し、不足分を同社が補った。ラッピングカーにはチームロゴのほか、支援者から集めたメッセージなどを載せる予定。来月から同施設と近隣の駅を結ぶなど、施設利用者の送迎を中心に川崎市内を走行する。

 同社の担当者は「車にファンの思いを乗せてほしいという考えで企画した。チームとの連携は今後も続けていきたい」と話した。

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