男子ツアーの新シーズンが開幕 石川遼は金谷拓実、香妻陣一朗と同組

国内男子ツアーの2023年シーズンがスタートする。香妻陣一朗は連覇を目指す(写真は前年大会)(撮影/奥田泰也)

◇国内男子◇東建ホームメイトカップ 事前情報◇東建多度カントリークラブ・名古屋(三重)◇7062yd(パー71)

賃貸仲介サービス等を行う東建コーポレーションが主催する国内男子ツアー2023年シーズン開幕戦が、三重県の東建多度カントリークラブ・名古屋を舞台に30日から行われる。今年は開催30回目となる節目の記念大会。132人が、賞金総額1億3000万円(優勝賞金2600万円)をかけて争う。

前年大会は、単独首位で迎えた最終日に「69」で回った香妻陣一朗が、桂川有人とのプレーオフを制してツアー2勝目を挙げた。

今年は連覇を狙う香妻、リベンジを期す桂川に加え、金谷拓実(21年)、4週前のアジアンツアー「ニュージーランドオープン」で優勝したブレンダン・ジョーンズ(オーストラリア/12、19年)、ともにシニアツアーにも参戦している藤田寛之(04年)と宮本勝昌(08年)といった歴代覇者たちがフィールドに名を連ねた。

昨季の賞金ランキング2位の星野陸也、3位・岩崎亜久竜、4位・堀川未来夢も揃ってエントリー。ともに今月大学を卒業した中島啓太と蝉川泰果は、プロ初優勝を目指すシーズンがスタートする。

プロ16年目を迎える石川遼も参戦。ツアー19勝目を目指して予選は金谷、香妻と同組でラウンドする。

翌週に海外メジャー「マスターズ」(4月6日~/ジョージア州オーガスタナショナルGC)が控えている前年賞金王の比嘉一貴や、昨季のツアー最終戦「ゴルフ日本シリーズJTカップ」を制した選手会長の谷原秀人は出場しない。

<主な出場予定選手>
香妻陣一朗、池田勇太、池村寛世、石川遼、稲森佑貴、今平周吾、岩崎亜久竜、岩田寛、大槻智春、片岡尚之、片山晋呉、金谷拓実、河本力、木下稜介、蝉川泰果、時松隆光、中島啓太、久常涼、藤田寛之、ブレンダン・ジョーンズ、星野陸也、堀川未来夢、宮里優作、宮本勝昌

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