湯郷ベル 今季目標は「1部昇格」 横山主将ら岡山市長に健闘誓う

大森市長(右)へサイン入りのサッカーボールを贈る横山主将

 5月14日にシティライトスタジアム(岡山市北区いずみ町)でホームゲームを行うサッカー女子・なでしこリーグ2部の岡山湯郷ベルの選手らが28日、市役所を訪れ、大森雅夫市長に今シーズンの健闘を誓った。

 10季ぶりにチームへ復帰した元日本代表のFW横山久美主将(29)、塚本一郎会長(66)ら4人が訪問。横山主将は「以前と比べて熱が冷めているなと感じていたので、自分の加入で再び地域を盛り上げていきたい」と述べ、市長に全選手のサイン入りボールを贈った。市長は「市民みんなで応援してベルを盛り上げたい。ぜひ頑張って」と激励した。

 リーグは4月1日に開幕。シティライトスタジアムではヴィアティン三重レディースと対戦し、午後1時にキックオフする。

 市長との懇談後、横山主将は「久しぶりの日本でのプレーにわくわくしている。力を最大限に発揮し、成長した姿を見せられるよう頑張りたい」と話した。今季の目標については「1部昇格以外は考えていない。ゴールを真っすぐ狙い、シーズンを通じて20得点を目指す」と語った。

岡山市役所を訪れた岡山湯郷ベルの横山主将(左)ら

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