オープン戦32日目 エンゼルスがシンダーガード攻略 大谷は2安打

日本時間3月28日、レギュラーシーズン開幕を3日後に控えるなか、メジャーリーグはオープン戦がスタートして32日目を迎えた。エンゼルスはドジャースとの「フリーウェイ・シリーズ」3連戦の2試合目。マイク・トラウトとテイラー・ウォードが本塁打を放つなど、昨季エンゼルスに在籍していたノア・シンダーガードを6回途中9安打5失点と攻略し、5対4で勝利した。大谷翔平は「3番・DH」でスタメン出場して3打数2安打。5回裏に2本目のヒットを放ったあと、代走を送られて途中交代した。

エンゼルスが昨季ドジャースに在籍していたタイラー・アンダーソン、ドジャースがシンダーガードの先発で始まった一戦は、初回にトラウトが1号2ラン、3回裏にウォードが3号ソロを放ち、ブランドン・ドルーリーにもタイムリーが飛び出してエンゼルスが4点をリードする展開に。ドジャースは4回表にムーキー・ベッツ、5回表にミゲル・ロハスがそれぞれソロ本塁打を放ち、2点差に詰め寄ったが、6回裏一死満塁からウォードが押し出し四球を選び、エンゼルスが5点目を奪った。

エンゼルスは先発のアンダーソンが6回途中4安打2失点で降板したあと、ジミー・ハーゲット、アーロン・ループ、ホセ・キハダ、セザー・バルデスとつなぎ、ループがクリス・テイラー、キハダがルーク・ウィリアムスにそれぞれソロ本塁打を浴びて1点差に詰め寄られたが、辛くも1点差で逃げ切り。試合は2時間36分で終了した。

大谷は1回裏の第1打席こそセンターフライに倒れたものの、3回裏の第2打席はライトへのヒットを放ち、ドルーリーのタイムリーで生還。5回裏の第3打席ではレフトへのヒットを放ち、3打数2安打だった(オープン戦打率.455)。

ほかの日本人選手では、レッドソックスの吉田正尚がブレーブス戦に「4番・左翼」でスタメン出場し、3打数1安打を記録。左腹斜筋を痛めているカブスの鈴木誠也はマイナーの試合に出場し、守備だけ3イニング出場した。なお、オープン戦は明日で全日程を終了。日本時間3月30日は試合がなく、翌31日に全球団が一斉に開幕を迎える。

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