Mrs. GREEN APPLEがバンド史上初めてドラマ主題歌を書き下ろし。新曲「ケセラセラ」が「日曜の夜ぐらいは…」を彩る!

Mrs. GREEN APPLEの新曲「ケセラセラ」が、テレビ朝日系で4月30日にスタートする連続ドラマ「日曜の夜ぐらいは…」(日曜午後10:00=ABCテレビ制作)の主題歌に決定した。

清野菜名が主演を務め、岡田惠和氏が脚本を手掛けるオリジナル作品「日曜の夜ぐらいは…」は、ABCテレビが4月から新設する全国ネットの連続ドラマ枠の第1弾作品。足の不自由な母との2人暮らしを支えるため、休みなくアルバイトを続ける娘・岸田サチ(清野)、そして家族から縁を切られながらも、退屈な毎日に楽しみを求めてタクシー運転手を続ける野田翔子(岸井ゆきの)、両親との縁が浅く借家暮らしを送りながら祖母と工場勤務を続ける孫娘・樋口若葉(生見愛瑠)――。離れた場所に住み、お互いの存在も知らない3人は、あるラジオ番組をきっかけに運命的な出会いを果たす。戸惑いながらも心を通わせ始めた彼女たちに、ある“奇跡”が起き…。漫然とした暮らしの中で行き詰まっていた3人の人生が、静かに動き出す。「人生とは、家族とは、愛とは」をテーマにしたハートフルなドラマだ。

Mrs. GREEN APPLEは、大森元貴(ボーカル&ギター)、若井滉斗(ギター)、藤澤涼架(キーボード)からなるロックバンド。2013年に結成し、15年にメジャーデビューすると、毎年1枚のオリジナルアルバムリリースと着実なライブ活動を続けてきた。20年の活動休止宣言から、“フェーズ2開幕”として昨年3月から現在のメンバー編成での再始動を果たした。今年にバンド結成10周年を迎えるにあたり、オリジナルアルバムのリリース、対バンライブの開催、さらに自身最大規模のアリーナツアーの開催といったさまざまな活動展開を発表。そして、初めてドラマの主題歌を手掛けることになるのが「日曜の夜ぐらいは…」だ。

主題歌の「ケセラセラ」は、スペインの言葉で「なるようになる」という意味。大森は「生きている中でどうしてもグッとこらえなければいけない局面、肩を落とす瞬間、たくさんあると思いますが、なるようになる。いいとか悪いとかではなく、なるようになる。そう信じて楽曲を書きました。1曲の中でさまざまな感情の情緒が感じられる楽曲だと思います。今を頑張って生きるすべての人へのファンファーレの気持ちを込めました」と説明。

また、このドラマの第1話の脚本を読み、「頭3ページの時点で涙が出てしまいました」というほど琴線に触れたと述べ、「人の愛情、プライド、難しさを繊細に描かれていて、とても感銘を受けました。とても情景描写や行動まで丁寧に描かれており、初めて拝見するような脚本でした。楽曲を制作する上でイメージが湧いてあふれました」と感じ入った様子をうかがわせる。

そして、「このドラマを見てからまた新たな1週間を翌日から迎えるということで、『もうちょっと頑張ってみようかな』と、とても優しく背中を押してくれるドラマだと思います。僕たちも放送を楽しみにしています」と期待を寄せた。

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