香港の輸出、2月は8・8%減

特区政府統計処は3月27日、2023年2月の貿易統計を発表した。同日付政府公報によると、輸出総額は前年同月比8・8%減の2862億ドルだった。輸入総額は同4・1%減の3316億ドルだった。貿易赤字は輸入総額の13・7%に当たる454億ドルだった。しかし、昨年と今年は旧正月の時期が異なることから今年1月と2月の統計は合わせて分析する必要がある。両月を合算した輸出総額は前年同期比25・4%減、輸入総額は同18・9%減、貿易赤字は輸入総額の11・0%に当たる710億ドルだった。今年2月の地域別統計は、アジア全体への輸出が同10・6%減少した。中でも減少が目立ったのは、日本の同23・1%減、インドの同18・5%減、台湾の同15・9%減、シンガポールの同14・2%減、中国本土の同12・7%減だった。増加が目立ったのは韓国の同30・0%増、ベトナムの同10・3%増だった。他地域向けの輸出は全体的に減少。中でも減少が目立ったのが、ドイツの同22・6%減だった。

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