香港空港、2月の旅客数は24倍

香港空港管理局(AAHK)は3月26日、香港国際空港の2023年2月の利用統計を発表した。2月の旅客数は前年同月に比べ約24倍に増え延べ約210万人だった。離着陸数は同95・7%増の1万6305便だった。いずれの旅客も大幅に増えたが、中でも香港居民の利用が増加。東南アジア、日本との往来が最も顕著だった。2月の航空貨物取扱量は同6・7%増の29万トン。世界経済の先行きが不透明なことが引き続き貨物取扱量に影響しているが、比較するべき22年2月の基数が低かったことから前年同期に比べ増加した。再輸出の貨物量は同46・0%増、輸出の貨物量は同3・0%増。貨物量全体では、伸び幅が目立ったのは東南アジアと中東、中国本土、北米向け貨物だった。一方、今年1~2月(2カ月間)では、旅客数は前年同月に比べ約26倍に増え延べ約420万人、離着陸数は約60%増の3万2520便、航空貨物取扱量は同12・8%減の57万8000トンだった。

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