フルーツたっぷり!台湾スイーツ"豆花"を北海道食材でアレンジ…魯肉飯も人気【札幌】

「台湾スイーツである豆花を北海道でも味わってほしい!」という想いのもとオープンした台湾カフェがあります。台湾が大好きな店主が一人で切り盛りする『十勝豆花』。

札幌市中央区にあり、店名の通り看板メニューは豆花です。台湾の定番スイーツである豆花を北海道の食材にこだわってアレンジしています。

台湾人の方も足を運ぶ台湾カフェを取材しました。

台湾で味わったおいしさを北海道で

「台湾が好きで何度も旅行に行って台湾の料理やスイーツを巡っていました。中でも豆花が好きで…」と話す店主 吉澤さん。

北海道では豆花を味わえるお店は少ないのが現状。台湾で味わった豆花のおいしさを北海道の方々にも味わってほしいという想いから吉澤さんは豆花をメインにしたカフェをオープンさせました。

台湾の味をそのままではなく、北海道産の食材にこだわってアレンジしているというのも特徴。
吉澤さんの豆花を求め、台湾に在住経験のある方や台湾出身の方も足を運ぶそうですよ。

豆花は豆乳から作ったスイーツ。『十勝豆花』では豆乳から手作りしています。

北海道産の大豆を使用し手搾りした豆乳をたっぷり使用した豆花はまろやかな味わい。シロップには北海道産のてんさい糖を使用しており、やさしい甘さが特徴です。

「北海道のタンパク質たっぷりのおいしい豆を老若男女問わずみなさんに味わってほしいと思い、ツルッとした喉越しにこだわっています」

シンプルなシロップのみの「プレーン(605円 税込)」の他に、フルーツや白玉などのトッピングセットもあります。

「全部のせ(935円 税込)」

中でも人気は「全部のせ(935円 税込)」。白玉や小豆、マンゴーをはじめ季節で変化するフルーツが5〜7種類セットになっています。

取材時は文旦、デコポン、台湾パイン、ドラゴンフルーツ、キウイ、イチゴなどでしたが、夏はサクランボなどその時のおいしいフルーツを使用。小豆は豆の粒を楽しんでほしいという思いから煮豆のように仕上げ、あえて食感を残しています。

シロップは「プレーンシロップ」「生姜シロップ」、ジュレは「ジャスミンティージュレ」「ほうじ茶ジュレ」もしくは「なし」からお好みの組み合わせが選べますよ。

人気台湾グルメを食べやすくアレンジ

「魯肉飯(825円 税込)」

「オープン当初は豆花のみでしたが、リクエストに応えご飯系のメニューも始めました」と吉澤さん。

現在ご飯系のメニューは3種類ありますが、中でも人気は「魯肉飯(825円 税込)」。魯肉飯は豚肉を甘辛く煮込んでご飯にのせた台湾の名物料理です。

「本場の魯肉飯は香辛料の主張が強く、こってりと油っぽいのが特徴です。当店では老若男女問わず食べやすいように香辛料を減らし、油分を抑えて作っています」

北海道産の豚肉を使用した魯肉飯の横には、青梗菜と煮卵が添えられています。台湾では青梗菜を添えるお店は少ないそうですが、さっぱりとさせるためにあえて青梗菜を使用しているそうですよ。

テイクアウトも!

テイクアウトやデリバリーもできます! トッピングとシロップを分け、崩れないよう工夫された容器。

崩れずに持ち帰ることができるので、お家でもお店同様のおいしい台湾スイーツを楽しめますよ。

十勝豆花本店
住所:札幌市中央区北1条西23丁目1-15
営業時間:午前11時半〜午後6時半※売り切れ次第閉店
定休日:月曜日〜木曜日
電話番号:070-3965-0711
公式ホームページ:https://www.tokachi-tofa.com
Instagram:@tokachi_tofa

(上記の情報は記事作成時点でのものです。
最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください)

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