濃藍の美!コロンビア女子代表、「奇跡の川」を描くW杯新ユニフォームを発表

コロンビアサッカー連盟(FCF)とキットサプライヤーのadidasは23日、今年開催されるFIFA女子ワールドカップ2023に向けたコロンビア女子代表の新アウェイユニフォームを発表した。

Colombia Women's 2023 adidas Away

今夏開催されるW杯に向けた女子代表チーム専用のアウェイユニフォームは、ダークブルーを基調にチームカラーのイエローを組合わせ、全体に落とし込むマーブル模様を美しく彩る。同時に女子ユニフォームを発表したドイツと同様に、抽象的なグラフィックが目を引くデザインだ。

通常は“黄・赤・青”の国旗カラーを使うエンブレムだが、今回はイエローのみのモノクローム仕様に。ダークブルー、イエロー、ピンクのコンビネーションは男女合わせて代表史上初となる。

そんな今回の独特なキットデザインは、その美しい姿が世界中から絶賛されるコロンビア“大自然の神秘”にインスピレーションを得たという。

このキットデザインは、コロンビアの「世界一美しい川」キャノ・クリスタレス(またはカーニョ・クリスタレス)をイメージしたものだ。

シエラ・デ・ラ・マカレナ国立自然公園の中を流れるこの川は、普段は至って普通のきれいな川。だが、7月から12月の間の一時期のみ、赤(ピンク)・青・黄・緑・黒の5色でカラフルに彩られ、とても川とは思えない姿に一変する。

その一時期のみ、水中の苔の花が咲いて赤やピンクに色付き、同時に黄の苔や緑の藻も姿を現す。それらが川の青に溶け込むことで圧巻の絶景が作られるという。その光景はまさに大自然の神秘であり、奇跡的な美しさは「5色(5彩)の川」や「虹の川」とも称される。

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オーストラリアとニュージーランドを舞台に7月20日から始まる2023女子W杯。コロンビアはグループHに所属し、ドイツ、モロッコ、韓国と対戦する。

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