
トヨタ自動車は28日、静岡県小山町のサーキット「富士スピードウェイ」周辺を一体的に開発する計画を担う新会社を4月3日付で設立すると発表した。傘下の富士スピードウェイの運営会社は完全子会社とし、新会社の100%出資とする。計画全体をみて迅速な意思決定ができる体制を整える。
新会社は小山町に設立し、名称は開発する体験型の複合施設と同じ「富士モータースポーツフォレスト」。資本金は1億円で、トヨタが100%出資する。
これまでトヨタによる富士スピードウェイの運営会社に対する出資比率は93.4%だったが、さらに三菱地所と大成建設が保有していた計6.6%分も既に取得した。