所属事務所の多大なる期待を背負う荒木飛羽

俳優の荒木飛羽が、4月11日スタートのフジテレビのドラマ「クライムファミリー」にレギュラー出演することを、各メディアが報じた。

俳優の本郷奏多が主演を務める本作は、天涯孤独で一文無しの詐欺師・松田郷が主人公のブラックコメディー。荒木は、犯罪一家である佐々木家の長男・勝を演じる。

ブラックコメディーに初挑戦する荒木は、優等生と犯罪者という二面性を持つ役柄を演じるが、「今まで演じたことがない役に挑戦させていただけることに、とてもワクワクしています」とコメント。

主演の本郷との共演には、「僕が大好きな漫画の実写映画に出演されていたり、YouTubeチャンネルも見ていましたので、共演が決まった時はとてもうれしかったです」と喜んでいる。

荒木は母親と歩いているところをスカウトされたことをきっかけに芸能界入り。2014年4月、テレビ朝日系「死神くん」でデビューを果たした。

その後、ドラマ&映画版「HiGH&LOW」シリーズのスモーキー(窪田正孝)、フジテレビ系ドラマ「好きな人がいること」の柴崎夏向(山﨑賢人)などの幼少期を次々と演じ話題に。

2018年の大河ドラマ「西郷どん」に徳川家茂の幼少期役、連続テレビ小説「半分、青い。」には修次郎役として出演。

ここに来て、昨年の映画「耳をすませば」や、Netflixで配信中の「First Love 初恋」など話題作に立て続けに出演している。

「所属事務所の俳優陣で売り出していた高杉真宙、岡田健史(現・水上恒司)が相次いで事務所を退所してしまった。そのため、俳優の育成は事務所にとっての課題だが、17歳にしてすでにキャリア9年の荒木に多大なる期待を込めて事務所がプッシュし始めた。今年、ブレークを果たす俳優の1人になるのでは」(芸能記者)

ドラマが話題になるにつれ荒木の露出が増えそうだ。

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