ドゥカティ・コルセとアウディスポーツがパートナーシップを提携

 3月26日、ロードレース世界選手権の第1戦ポルトガルGPが行われた際に、MotoGPクラスに参戦しているドゥカティ・コルセと、アウディスポーツがパートナーシップを結んだ。

 ドゥカティ・モーター・ホールディングの子会社であるドゥカティ・コルセは、イタリアに本拠地を構える老舗バイクメーカーで、2003年からMotoGPクラスに参戦している。参戦9年目の2022年はドゥカティ・レノボ・チームから参戦のフランセスコ・バニャイアがチャンピオンに輝き、さらにコンストラクターズとチームチャンピオンも獲得して三冠を達成した。2023年もバニャイアが継続し、サテライトのグレシーニ・レーシングMotoGPから昇格してきたエネア・バスティアニーニのふたりで参戦している。

フランセスコ・バニャイア(ドゥカティ・レノボ・チーム)とデスモセディチGP23

 そんなドゥカティ・コルセと今回パートナーシップを結んだのが、アウディスポーツである。ドイツに本社を構え、100年以上前からモータースポーツに取り組むアウディが展開しているサブブランドだ。

 フォルクスワーゲン・グループであるドゥカティ・コルセとアウディスポーツのコラボレーションにより、バニャイアとバスティアニーニのふたりが駆るドゥカティ・デスモセディチGP23のフェアリングには、『Audi Sport』のロゴが掲げられる。

フランセスコ・バニャイア、エネア・バスティアニーニ(ドゥカティ・レノボ・チーム)とデスモセディチGP23

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