宮城・石巻市産の茶葉を地元の工場で紅茶に加工

宮城県石巻市産の茶葉を、石巻市の工場で加工した紅茶の販売が28日から始まりました。

石巻市の茶の専門店で販売が始まったのは、石巻市産の茶葉を使って地元の工場で作った紅茶、kitahaです。

石巻市の工場では6年前から石巻市桃生町産の茶葉を使った紅茶を販売していて、2019年のG20大阪サミットの夕食会にも提供されるなど好評を得てきました。

これまでは茶葉を静岡県に運んで加工していましたが、2022年7月に石巻市の工場が完成し地元で加工できるようになりました。

これまでに比べ鮮度を保ったまま加工できるだけではなく、輸送中の傷みも無くなり生産量は3割増えたということです。

買い求めた人「紅茶は癖が強いのかなって思っていたんですが、そんなことはなく、緑茶しか飲まない自分でも大変飲みやすかたですね。香りがとても良かったです」

ファーム・ソレイユ東北kitaha開発室日野朱夏室長「石巻市は震災だけではなくて、とっても良いものがあふれているんだよということを石巻から全国に発信をしていきたいと思っております」

この紅茶は、店頭の他オンラインショップでも販売されています。

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