美作三湯 愛らしい「御泉印」完成 「温泉むすめ」デザインした3種

美作三湯で販売されている御泉印

 湯郷、奥津、湯原の美作三湯をPRする美少女キャラクター「温泉むすめ」をデザインした「御泉(おんせん)印」が完成し、各温泉地で販売されている。特別観光大使の「湯郷美彩(みさ)」「奥津かがみ」「湯原砂和(さわ)」をあしらった3種。春の行楽シーズンに合わせ、愛らしく観光客を呼び込んでいる。

 御泉印はいずれもはがきサイズで、キャラクターのイラストを中央に描き、周囲に温泉地やキャラクターの名前を筆文字で記した。湯郷美彩は法被姿、奥津かがみはセーラー服風の衣装、湯原砂和は巫女(みこ)装束でポーズを決めている。背景にはアジサイや紅葉など各地の名物を描いている。

 販売は、松島観光協会(宮城県)など全国26カ所の温泉地が連携して1月から展開する御泉印プロジェクトの一環。三湯の観光関係者が温泉地を盛り上げようと取り組んだ。

 御泉印は各1枚500円。湯郷温泉観光案内所(美作市湯郷)、般若寺温泉(鏡野町奥津川西)、プチホテルゆばらリゾート(真庭市湯原温泉)の3施設で扱っている。各施設が購入できるのはそれぞれの温泉地の御泉印のみ。奥津温泉の印は般若寺温泉(0868―52―0602)に事前連絡が必要。

 湯郷温泉観光協会の安広清二副会長は「御泉印集めを楽しみながら三湯を巡り、それぞれの魅力を堪能してほしい」と話している。

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