剣道の全国高校選抜大会最終日は28日、愛知県の春日井市総合体育館で行われ、女子決勝で、守谷が中村学園女(福岡)を1-0で破り、18年ぶり2度目の日本一に輝いた。
決勝は、2年ぶり7度目の優勝を狙う強豪と対戦。先鋒(せんぽう)、次鋒が分けた後の中堅戦を、五十嵐和奏主将(3年)が開始1分過ぎにメンで1本を奪って制した。そのリードを副将、大将とも相手の早い攻撃に耐えながら引き分けに持ち込み、守り切った。
念願の優勝を果たし、五十嵐主将は「安心した。頑張ってきた結果がつながってよかった」と安堵(あんど)の表情を見せた。