映画史に残る伝説の終焉!殺人鬼“ブギーマン”ことマイケル・マイヤーズと住民がついに最終決戦へ!『ハロウィン THE END』

『ハロウィン THE END』©2022 UNIVERSAL STUDIOS

超人気ホラー映画シリーズ『ハロウィン』の最終章となる『ハロウィン THE END』が、2023年4月14日(金)より全国公開。世界的ホラーアイコンとなった殺人鬼“ブギーマン”ことマイケル・マイヤーズとの最終決戦に挑む主人公ローリーを長年支え続けてきた、個性的な面々をとらえた場面写真が公開となった。

『エブエブ』でオスカー獲得のジェイミー・リー・カーティス主演

1978年、鬼才ジョン・カーペンターが32万5,000ドルの製作費で生み出し、4,716万ドルの全米興行収入を記録した『ハロウィン』。いまなおホラー映画の金字塔として愛され続ける同作は映画史に残るホラー・アイコン“ブギーマン”を生み出し、数多くの作品やクリエイターたちに影響を与えている。

その78年版から40年後を描いた正統な続編『ハロウィン』(2018年)は、全米で公開されるや全世界で2億5,561万ドルを稼ぐ大ヒットを記録し、批評家や観客からも高い評価を獲得。さらに、2021年には続編となる『ハロウィン KILLS』が公開され、コロナ禍にありながらも全世界で1億3,164万ドルの興行収入を記録、連続して全米No.1のオープニングを飾った。

その前2作から引き続き『ハロウィン THE END』で監督・脚本・製作総指揮を務めるのは、現在公開中の話題作『ボーンズ アンド オール』や『マッシブ・タレント』などで俳優としても存在感を発揮しているデヴィッド・ゴードン・グリーン。そしてシリーズの生みの親である巨匠ジョン・カーペンターがキャラクター原案・製作総指揮・音楽を務め、『透明人間』『ハッピー・デス・デイ』など良質ホラー作品を制作する<ブラムハウス・プロダクションズ>とのタッグにより、究極のショッキング・ホラーに仕上がっている。

そんな伝説的シリーズで主人公ローリー・ストロードを長年演じてきたジェイミー・リー・カーティスは先日、『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』で初のアカデミー賞助演女優賞を受賞したばかり。式の壇上では、自身のデビュー作でもある『ハロウィン』に代表されるジャンル映画の関係者を労うように「私“たち”で獲った賞」とスピーチし喝采をさらった。

初代から三部作の豪華キャストが再び集結

本作では、マイケルによってもたらされた過去の暴力と恐怖が、長い年月を経ても、いかにローリーたちが暮らすハドンフィールドの街に影響を与え続けるかが描かれている。外傷は癒えても心の傷は消えることがないのだ。

本作でリンジー・ウォレスを演じるカイル・リチャーズは、1978年からの初代キャストとして前作に引き続き再登場。当時はベビーシッターにあやされるだけの子供だったリンジーだが、マイケルの恐怖を目の当たりにした当事者の一人でもある。そんな彼女も今やローリーの友人であり、心の支えとなる存在へと成長した。

リチャーズは、ローリーとリンジーの関係について「彼女たちは一緒にあの経験をしたので、お互いを支え合っている。どちらも辛い思いをし、PTSDを抱えている。そして、あの小さな街にとどまっている。大変なことを一緒にくぐり抜けたことで絆ができて、私たちはお互いを支えるの」と、二人の強い絆についてコメントしている。

また、ウィル・パットン演じるホーキンス保安官補は、1978年にマイケルの襲撃に遭った際に銃の誤発砲で同僚を亡くしたことが今でもトラウマになっている。パットンは2018年からの『ハロウィン』三部作に出演。今度こそ、ホーキンスはマイケルを捕らえ、因縁の決着をつけることができるのか? ローリーとの厚い信頼で結ばれた絆にも注目だ。

アンディ・マティチャック演じるローリーの孫娘・アリソンもまた、マイケルに両親と恋人を奪われた被害者だ。マイケルへの復讐に燃えるあまり周りが見えなくなるローリーと衝突することもあるが、唯一の肉親として彼女を支えている。さらに本作では、悲しい過去を持つ青年・コーリー(演:ローハン・キャンベル)が新キャラクターとして登場。彼の心の闇にマイケルが忍び寄る時、新たな惨劇が生まれるのだった。

果たして、ハドンフィールドに平穏が訪れる日はやってくるのか。ローリーをはじめ、長年マイケルの影に怯え苦しんできた住民たちが一致団結し、ついに最終決戦に挑む……。映画史に残るであろう“伝説の終焉”をスクリーンで見届けたい。

『ハロウィン THE END』は2023年4月14日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷、渋谷シネクイントほか全国公開

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