メジャーデビュー35周年を迎える筋肉少女帯と三柴理の記念ベストが6月14日に同時発売!

筋肉少女帯がメジャーデビュー35周年を記念したオールタイムベストを6月14日に発売する。気になる収録内容詳細と新しいアーティスト写真が公開された。 ベストアルバムは2枚組のCDとして発売。新曲「50を過ぎたらバンドはアイドル」、セルフカバー「サンフランシスコ」「高円寺心中」の新録音3曲を含む、リマスタリング全32曲を収録した内容になっている。200曲近くある筋肉少女帯の楽曲より厳選された収録曲は、Vocalの大槻ケンヂを中心にメンバー自らが監修をおこなったという。 メジャーデビュー35周年記念オールタイムベストのタイトルは『一瞬!』。このタイトルの発案者であり、収録楽曲の選曲草案までをも担当した大槻ケンヂはオールタイムベストの発売にあたり、次のようにコメントを寄せている。 「1988年、あの頃22歳でなんとなくメジャーデビューしてこの先どうなるかなんてまったくわからなかった。そうですか35年経ちましたか。永遠のようにも思えるし一瞬! だったようにも感じる。まぁ、むしろこれからですよね」(大槻ケンヂ) 筋肉少女帯のデビュー35周年記念日である6月21日にはLINE CUBE SHIBUYAにて、“筋肉少女帯メジャーデビュー35周年記念ライブ「#筋少の日」”を開催する。『日本ロック史上異端中の異端、孤高の極み、ズバリ言ってカルト。それなのに親しみやすい筋肉少女帯がメジャーデビュー記念日に楽しいことしかないライブ』と銘打たれたこの記念ライブ。詳細はオフィシャルサイトをチェックしていただきたい。

さらに、筋肉少女帯のピアニストとしてメジャーデビュー、現在はサポートメンバーとして活動を続ける三柴理の35周年記念ベストアルバムが同日6月14日にUHQCDで発売されることがあわせて発表された。ベストアルバムのタイトルは『LA PASSION』。ロック、ポップス、クラシックすべてを網羅した、パッション(熱情)ほとばしるこのベストアルバムのジャケット画像と新しい三柴理のアーティスト写真が公開された。

筋肉少女帯初期の傑作「キノコパワー」を爆裂ピアノ・ソロアレンジで新録音、さらに人気曲「夜歩く」をはじめ、筋肉少女帯のデビューアルバム『仏陀L』の収録曲「オレンジ・エビス」、「ペテン師、新月の夜に死す!」を劇的なソロピアノバージョンで収録。2020年から続くコロナ禍においても、ピアノの可能性を追求し続けリリースした渾身のソロアルバム4枚の中から“クイーン”や“TOTO”の代表曲のほか、三柴のルーツとなるクラシック作品から親しみやすい名曲を厳選。さらに日本SF界のバイブルと呼ばれる、神林長平・著『戦闘妖精・雪風』原作による、アニメーション『戦闘妖精雪風』の使用楽曲など“THE金鶴”の映画音楽関連作品も収録した、三柴理の真骨頂が感じられる収録内容になっている。 筋肉少女帯と三柴理の35周年記念ベストアルバムの発売、そしてLINE CUBE SHIBUYAでの筋肉少女帯メジャーデビュー記念ライブの開催とアニバーサリー企画が続く。今後の続報にも注目したい。

© 有限会社ルーフトップ