三宅星南さんと笑顔で写真撮影 矢掛「華まつり」小唄おどり披露も

「キス・アンド・クライ」を模したブースで三宅さん(右)と写真撮影するファン

 岡山県矢掛町中心部で26日、「やかげ華まつり」(やかげDMO主催)が開かれた。雨が降る中、やかげ小唄おどりの披露や町出身のフィギュアスケート選手・三宅星南(せな)さんとの写真撮影会などがあり、観光客らが楽しんだ。

 江戸期の宿場町の風情を伝える旧山陽道・本陣通りが一部歩行者天国になり、華道団体や町民有志が13カ所に生け花や花のオブジェを展示。浴衣に編みがさ姿の踊り手たちが「やかげ小唄おどり」をしなやかに舞い、ムードを盛り上げた。

 撮影会は道の駅・山陽道やかげ宿で。選手が演技後に得点を待つ場所「キス・アンド・クライ」を模したブースが設けられ、三宅さんが笑顔でファンと写真に収まった。三宅さんはちょうどこの日が21歳の誕生日とあって、祝福も受けていた。

 名古屋市から訪れた会社員(31)は「星南さんが育った町で一緒に写真撮影でき、とにかくうれしい」と話した。

花が飾られた本陣通りで披露された「やかげ小唄おどり」

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