〈動画あり〉目指せ謙信公武道館 ふるさと納税推進へロックバンド結成 上越商工会議所青年部

 県外で暮らす上越市出身者にふるさと納税を呼び掛けようと、上越商工会議所青年部の有志がロックバンドを結成した。28日、記者会見を開いて楽曲を披露した。

方言たっぷりの歌でふるさと納税を呼び掛ける「ぷっつんojisan」(28日、上越市市民プラザ)

 インターネットの動画サイトにミュージックビデオ(MV)をアップ=2次元コード=する他、返礼品を取り扱う事業者とのタイアップで、ふるさと納税を推進したいと意気込む。

 ユニット名は「ぷっつんojisan(おじさん)」。40代中心で、ボーカル、ギター、ベース、ドラム、コーラス2人の6人組だ。黒い口ひげは金谷山で日本初のスキーを教えたレルヒ少佐へのオマージュだという。1年かけて作詞・作曲・MV制作を行ってきた。ボーカルでリーダーの中々村新田トオルさんは「上越市のふるさと納税は県内で後発。(納税者に選んでもらえるように)自分たちで盛り上げないといけない」とまじめに語る。
 曲のタイトルは「上越でおまんといつまでも」。まずは地元出身者の関心を誘おうと「方言」を歌詞の随所に入れた。MVも徹底的に凝り、30~50代が懐かしい写真を使ったり、名所を撮影地に選んだ。ふるさと納税の返礼品を扱っている事業者も出演する。
 青年部の藤井浩幸会長も「ふるさと納税推進の一助になれば」と活躍に期待を寄せる。ぷっつんojisanは2曲目のリリースも予定している。メンバーは「目指せ謙信公武道館、そしてかきざきドームへライブツアーです」と話していた。

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