【クイズ】プロ野球と鉄道

2023年シーズンもまもなく開幕!

あす3月30日には「北海道ボールパークFビレッジ」が開業し、北海道日本ハムファイターズと東北楽天ゴールデンイーグルスの試合が行われます。

さて野球といえば、かつては大手鉄道事業者もこぞってプロ野球に参入していました。「国鉄スワローズ」(名前の由来は特急「つばめ」)や「近鉄バファローズ」「阪急ブレーブス」といったかつての球団名からも見て取れます。

しかし経営上の問題などから鉄道事業者の撤退は続き、現在では2社が残るのみです。

そこで問題。この写真の中で、今もプロ野球の球団を経営している会社の車両はどれ?

解答と解説

【答え】

①の西武鉄道2000系(西武鉄道創立110周年記念トレイン)

現在もプロ野球の球団を経営している鉄道事業者は、西武(埼玉西武ライオンズ)と阪神(阪神タイガース)のみ。今回のクイズの写真には阪神の車両が選ばれていないので、西武の車両を探せばOKです。西武といえば「黄色い車両」で有名ですが、①の2000系はつい最近「創立110周年記念トレイン」として塗色変更されています。

<関連記事>「デハ5560形」カラーの西武2000系に武蔵野鉄道時代の社紋・車号装飾 武蔵丘車両基地でお披露目会開催へ

②は東武の500系(リバティ)。東武は意外にも(?)プロ野球の球団を持ったことはありません。

③は小田急の70000形(ロマンスカー・GSE)。小田急の参入も実現はしませんでしたが、社内で検討されたことはあるようです。

④は南海の50000系(ラピート)。「南海ホークス」は後にダイエーに譲渡され、1989年から「福岡ダイエーホークス」に。2005年からはソフトバンクが親会社の「福岡ソフトバンクホークス」になりました。

(写真:PIXTA、出題:鉄道チャンネル編集部)

© 株式会社エキスプレス