第98回高田城址公園観桜会が29日に開幕した。前日に桜が5分咲きとなり物産展・露店やライトアップを前倒しして実施したが、同時には早くも「満開」。陽気に誘われるように家族連れや友人同士など、多くの人が会場を訪れた。
上越観光コンベンション協会によると3月中の満開は調査史上初めてだという。開花から満開までと、満開の期間はいずれも3から5日だという。
この日から交通規制と臨時駐車場の開設が始まった。会期中に開設されている関川中央橋右岸の第1駐車場は、午前中に一時満車となるなど大勢の人出があった。前日の夜までに物産展・露店の大部分は開店した。今年は歩行中を除いて飲食の制限もなくなり、物産展や露店は行列ができた。芝生に広げたシートやベンチで食事するグループの姿も多く見られた。
同協会は「密を避ける、消毒など基本的な感染対策をして楽しんでほしい」と話している。