JO1金城碧海&大平祥生「JO1が先頭を切って走っていく」 “後輩”INI&DXTEENは「ライバルにしたくない」

11人組ボーイズグループ「JO1」が、7TH シングル「TROPICAL NIGHT」を4月5日に発売する。今年、初めて海外でライブステージに立ち、世界のJAM(ファンの呼称)の声援を受けた。メンバーの大平祥生(22)は「パッションが熱くて最高でした」と大きな1歩を実感。世界の頂点を目指す11人のデビュー4年目、金城碧海(22)は「JO1が先頭を切って走っていく」と話す。2人が今見据えるもの、さらに5月10日にデビューを控える後輩グループ「DXTEEN」に対する思いを聞いた。

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初の海外でのライブステージに立ち、大きな1歩を踏みしめたJO1・大平祥生(左)と金城碧海(撮影・北村雅宏)

―3月18日(現地時間)にタイ・バンコクで念願の海外初ステージに立った

大平:歓声OKのライブだったんですけど、現地の方のパッションが熱くて最高でした。
金城:スタッフも皆さん海外の方で、言葉が通じない中でパフォーマンスをさせていただいたんですけど、カメラマンさんが「(楽曲に)中毒性あるね」って言ってくださったんですよ。それがすごく嬉しくて、音楽って言葉を超えるというか、素晴らしいアイテムなんだと改めて思いました。

初の海外でのライブステージで熱いパッションを感じたJO1・大平祥生(撮影・北村雅宏)

―JO1というグループ名には「世界の頂点を目指していく」という意味が込められている。その意味でも、大きな1歩になった

大平金城:大きいですよね。
金城:1歩どころか、2歩いったんじゃないですかね。ためていた分で1歩2歩くらいまでいってましたね。
大平:海外でどんどんライブしたいですね。めっちゃ楽しかったです。
金城:びっくりしたもんな。世界中にたくさんのJAMがいて、僕たちをずっと待ってくださっているんだなって痛感しました。できるならば(世界中に)足を運んで盛り上げていきたいなと思います。

―日本のJAMの歓声も聞きたくなった?

大平金城:絶対聞きたいですね。
大平:3年間、ステージがない中で応援してくださったので、早く会って歓声ありのライブで感謝の気持ちを伝えたいです。
金城:ただ、僕だけかもしれないですけど、歓声を受けたら緊張して頭真っ白になるんですよ。(大平に向かって)ならへん?
大平:ならん(笑)
金城:(海外初ステージの時は)ヤバかったです。始まって最初のイントロで頭真っ白になってミスったんですよ。声援が聞こえたら緊張しちゃって。だから、日本のJAMの方の声援も楽しみですけど、僕が緊張して飛んじゃうから、ちょっと抑えてほしい(笑)
大平:それは(金城の方が)改善しないと(笑)

日本のJAMの歓声が聞ける日を心待ちにしているJO1・金城碧海(撮影・北村雅宏)

―アリーナツアー、紅白、海外のステージ…。デビューから数々の目標を達成してきた今、見据えるものは

金城:海外で待ってくださっているJAMの方に会いに行くために、語学やダンスを磨いて僕たちのパフォーマンスを堪能していただきたいと思います。もちろん海外に行ったきりじゃないですよ!

―JO1、INIに続いて、5月10日に所属事務所「LAPONEエンタテインメント」から後輩グループ「DXTEEN」がデビューする

大平:仲間であり、可愛い後輩。まだまだ若いじゃないですか、そんな年齢で頑張っていることがえらいなぁって、僕もまだ若いですけど(笑)親の気持ちと、仲間の気持ちかな。
金城:後輩って感じですかね、何かあったら助けてあげたい。JO1が先頭を切って走っていくから「ついてきてくれ!」って感じですかね。JO1は会社設立とともに結成されて、右も左も分からない状況の中で挑戦してきた。だから、今後も新たな挑戦のきっかけをつくるのはJO1。(INI、DXTEENを)ライバルにはしたくない。そこがライバルになっちゃうとファミリーじゃなくなる。

「先頭を切って走っていく」と後輩が歩む道を開拓していくJO1・金城碧海(撮影・北村雅宏)

―世界中のJAMに向けて

大平:(7TH シングル『TROPICAL NIGHT』リード曲の)「Tiger」もかっこいいんですけど、僕はサブ曲の「Trigger」がすっごくお気に入りで、色々とかっこいいので期待してください!
金城:まず、海外に行って強く感じたことなんですけど、世界中のJAMの方がいつも温かい目で見守ってくださっていることにすごく感謝しています。僕たちJO1とJAMの方々が作り上げた努力の結晶はいつか絶対に報われる時が来る。成し遂げた時の景色を一緒に見たい、共有していきましょう。なので、ずっと応援してください。

世界中のJAMに向けて、メッセージを届けたJO1・大平祥生(撮影・北村雅宏)

(よろず~ニュース・藤丸 紘生)

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