追手門学院大学、2025年4月に理工学部(仮称・設置構想中)新設へ

追手門学院大学は、2025年4月、理工学部(仮称・設置構想中)を新設する構想を発表した。同時に総持寺キャンパス新校舎(Ⅱ期棟)にほぼ全ての既存学部が移転する予定で、文理を超えた新たな総合大学への進化を目指す。

2025年4月開設を構想している理工学部(仮称・設置構想中)のキーワードは「心地よい社会のためのものづくり」。人文・社会学系中心の総合大学として培ってきた教育・研究をベースに、理工学系の専門的な学びを加え、Society5.0の実現に貢献するイノベーション人材の育成を目指す。

理工学部(仮称・設置構想中)には、理工学科に数理科学専攻、機械工学専攻、電気・電子工学専攻、情報工学専攻の4つの専攻を設ける。入学定員は4専攻合わせて160~200人程度を想定。学士(工学)または学士(理学)の学位を授与する。入学初年度は、2025年4月開設予定の茨木総持寺キャンパス新校舎(Ⅱ期棟)等で人文・社会学系学部の学生との「学びあい、教えあい」を進め、2年次以降は茨木安威キャンパスで専門分野の研究を深めることを検討している。

追手門学院大学は2023年4月の法学部開設により、法・文・国際・心理・社会・経済・経営・地域創造 の人文・社会学系を網羅した総合大学となる。理工学部が完成年度を迎える2028年度には、学生数1万人規模の文理の専門分野を備えた総合大学へと進化し、公表済の「長期構想2040」で示すイノベーション拠点の実現に向け文理の枠を超えた新たな大学像を追求していく。

なお、設置計画は予定であり内容は変更となる可能性がある。最新情報は大学公式ホームページ等で随時発信する。

参考:【追手門学院大学】法・文・国際・心理・社会・経済・経営・地域創造に続く 2025年理工学部(仮称・設置構想中)を新設へ

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