小池都知事 コロナ「5類移行後も感染対策は必要」

5月に新型コロナウイルス感染症が感染症法上の「5類」へ引き下げられることを受け、東京都の小池知事は「5類に移行した後も引き続き感染対策は必要」という見解を示しました。

美しい桜が参拝客を出迎える千代田区にある神田明神では、5月に4年ぶりとなる神田祭が開催されます。開催に先立ち、境内の施設では3月29日、小池知事や東京都医師会の尾崎治夫会長らが感染対策を話し合うトークイベントが開かれました。

この中で小池知事は「5月8日にはいよいよ5類感染症への変更という段取りになっているが、これらの段取りはウイルスには伝わらない。引き続き、さまざまな対策を講じていく必要があろうかと思う」と述べました。また、尾崎会長は「症状のある人が参加を自粛し、ワクチン接種や抗原検査を活用することで、屋外でみこしを担ぐ際にマスクは必要ない」という見解を示しました。尾崎会長は「かなり安全な状態で、マスクなしでみこしを担ぐことができるのではないかと私は判断している」と語りました。

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